市民講座で認知症についてお話ししました

こんにちは、しおはま薬局です。

12月6日に、碧南市のすこやか健康教室で認知症についてお話をさせていただきました。
お話した内容について、ご紹介したいと思います。

認知症とは

知っておきたい認知症の基本として、政府から以下の通り説明がされています。

「認知症」とは、さまざまな脳の病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に低下し、認知機能(記憶、判断力など)が低下して、社会生活に支障をきたした状態をいいます。

我が国では高齢化の進展とともに、認知症の人も増加しています。65歳以上の高齢者では、平成24年度(2012年度)の時点で7人に1人程度とされ、年齢を重ねるほど発症する可能性が高まり、今後も認知症の人は増え続けると予想されています。なお、認知症の前段階と考えられている軽度認知障害(MCI)の人も加えると4人に1人の割合となりますが、MCIの方がすべて認知症になるわけではありません。

出典:政府広報オンラインより一部改変

すこやか健康教室でもこれまで何度かお話しされたことがあると聞いていました。
今年はエーザイから新規認知症薬の発表があったため、内容としてタイムリーではないかと考え演題にしました。

現地に着くと、すでにたくさんの参加者がお見えになっていました。

認知症に良さそうなゲームや、認知症対策の歌を歌ってから講演になりました。

講演の内容

最初に、認知症の概要についてお話ししました。

認知症の有病率と、今後の予測についてお話しすると想像よりも認知症患者数が多いと感じた方が多い様子でした。
MCIはまだあまり知られていないようで、興味を持ってお話を聞いていただけたように感じました。
MCIテストの体験では、普段からデイサービス等に通っている方はルールを知っているのでスムーズですが、初めての方は戸惑っている方が多い印象でした。
一緒に、脳体力トレーナー「CogEvo」の紹介もしました。

認知症の薬の話は難しい内容だったと思うのですが、みなさん熱心に聞かれていました。

最後に、碧南市の行っている認知症のサービスの紹介をしました。
市民のためになる政策を積極的に行っている印象で、ぜひ積極的に利用していただきたいと感じました。
くわしく知りたい方は、こちらからご確認ください。

さいごに

しおはま薬局は、地域の方がお薬で不安なく過ごせるお手伝いをしたいと考えています。

薬のことや病気のことで相談したい方はお気軽に、薬局でお声がけください。
また、講演会等の依頼も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は下のリンクよりお問い合わせください。

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